【ショップ紹介】まるひで園佐野製茶

静岡県 まるひで園佐野製茶

●まるひで園佐野製茶工場の歴史
一代目佐野秀雄が戦争後、現在工場がある静岡県富士宮市でお茶屋を始めました。 お茶工場60キロラインが完成し、マルヒデ佐野製茶工場を創業したのが始まりです。

約7ヘクタール(東京ドーム1個半)の茶畑を所有。 深蒸し煎茶を主流とし、通常の2倍の長い時間をかけ茶葉を蒸し、茶葉の中までしっかり蒸気熱が伝わり味や色が濃く、長時間蒸されることによって渋みが抑えられ、コクのあるお茶に仕上げているのが、まるひで園のこだわりです。
昭和51年に2代目佐野進により鉄骨建ての製茶工場に立て替え、製造機械も120キロラインを取り入れ事業拡大しました。 昭和60年頃、三代目の佐野芳弘が今まで主にやぶきた茶を生産していたが、新品種や新しい栽培方法を確立し、 まるひで園こだわりの、かぶせ茶の製法を作り上げました。

収穫する1週間前から日光が当たらないように覆いをします。 覆いをすることでお茶の旨味成分『テアニン』を豊富に出せるため、旨味、甘みを最大限にまで引き出すことに成功しました。 現在は東京での営業活動に力を入れ 港区の数多くの飲食店様に卸しています。

●佐野製茶のお茶の特徴
富士山周辺の上空に5月20日頃まで薄霧がかかり、自然遮光してくれているため、茶葉が通常のお茶よりも葉が柔らかいのが特徴です。 それにより蒸し工程で蒸気が通りやすく、甘みが出やすくなります。 まるひで園は南に駿河湾、北は富士山といったような風光明美なところです。 標高250M前後に茶畑が20箇所に点在しています。

●安心・安全なお茶を目指して
無農薬を目指して現在は減農薬栽培を試み、現在Jギャップを取得中です。